カテゴリ:過去短歌( 106 )

051:言い訳(nnote)

言い訳を積み重ねては崩してる初夏の図書館無音木漏れ日
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by nnote | 2009-05-31 13:06 | 過去短歌

50:災(nnote)

災いの兆しを見れば朱い月詩の幾篇も揺蕩う沼地
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by nnote | 2009-05-29 18:11 | 過去短歌

049:ソムリエ(nnote)

溺れないように階段昇りゆくソムリエールに銀の蹼
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by nnote | 2009-05-17 10:50 | 過去短歌

048:逢(nnote)

鉛筆で白い女を描いていたたぶんあなたは君が逢うひと
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by nnote | 2009-05-16 11:23 | 過去短歌

短歌点(2009年)

265△「印」
印刷所だった廃墟に死んでゆくゴム手袋と誰かの詩集(2009年04月09日 19:19)

267△「忘」
忘レナイ忘レナイってわらわらと芽吹きの中に取り残される(2009年04月09日 18:12)

273△「空洞」
身の内の空洞に咲く芍薬の崩れる音を聴いて微睡む(2009年05月11日 17:41)

275△「羽」
てのひらに羽音をのせるあのひとがしあわせでいるそれがしあわせ (2009年05月14日 18:16)

279△「女」
考える端から野原脳にはシロツメクサの少女がひとり(2009年05月13日 17:19)

短歌点283△「席」
風景にとけてしまえば楽だろうバスの後ろの席でゆられる(2009年08月05日 18:21)

284△「青」
青の名を思いつくまま呟けば七月の海空はすぐそこ(2009年06月07日 22:31)

285△「柄」
花柄のブラウスのままロールシャッハテストの中に仕舞った双子(2009年08月04日 17:40)

287△「笑」
ゆるやかにしんでゆくもの摘み取れば微笑むようにひらく夕顔(2009年07月18日 20:13)

291△ 「キャンディ」
噛み砕くキャンディ薄荷色の空何処かの街に落ちるミサイル(2009年04月09日 19:17)

292 △「オブラート」
咲くことも散ることも無い種としてオブラートの中過去を飲み干す(2009年08月15日 16:38)

294△「誘」
雨のなかわたしがうすれゆく花野あの日確かに誘拐された(2009年08月02日 12:29)

296△「眠り」
信号の赤がこぼれていく真昼現実という眠りのなかに(2009年05月13日 06:13)

301△ 「望」
望むもの全て投げ出し夏のそら歪なかたちのままでいようと(2009年07月18日 22:35)

302△「コスモス」
白と緋の混ざることなく何処までも漂いゆけば霜月コスモス(2009年10月27日 06:56)

306△ 「雷」
音の無い雷ばかり掌に集めていつか死ぬんだ私(2009年08月05日 18:24)
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by nnote | 2009-05-16 10:54 | 過去短歌

047:警(nnote)

梟のような眼をした警備員地下駐車場に樹海の気配
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by nnote | 2009-05-15 17:35 | 過去短歌

046:常識(nnote)

セロファンのような常識折る夕べ小動物のか細い悲鳴
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by nnote | 2009-05-06 16:03 | 過去短歌

045:幕(nnote)

幕間に白い羽ばたき降って来る死んだ女の声無き詠唱
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by nnote | 2009-05-06 16:01 | 過去短歌

044:わさび(nnote)

共感の波紋の外で見る夕日わさびアイスはゆるくて甘い
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by nnote | 2009-05-04 11:27 | 過去短歌

043:係(nnote)

係から係へ回る電話口女の声の螺旋浮かべて
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by nnote | 2009-05-04 11:26 | 過去短歌